Webアプリケーションしか作ったことがない人がAndroidの開発を始めたときの情報収集の流れ


Published on 2020-02-27

これまでフロントエンド/バックエンドしか作ったことなく、ようやくAndroid開発に入門したのだが、
始めのころの情報収集が意外と大変だったので、同じような境遇の人の為にまとめておく。

上からみていくと、フロントエンド/バックエンドしか開発したことがなくても、流れが掴みやすいかと

ライブラリ

Android 9.0(API 28)以降では、Android Xというライブラリを使っていく。
Android Xは、Android Jetpackという、ライブラリ群の1部らしい。

Android Jetpackとは、

Jetpack は、高品質の Android アプリをデベロッパーが簡単に作成するための一連のライブラリ、ツール、およびガイダンスです。

https://developer.android.com/jetpack?hl=ja

Jetpackについては、以下の記事が参考になった。
https://qiita.com/k_masa777/items/c01c1de6ac763ce5c075

検索する際には、古いライブラリの記事が結構出てくるので、Android Xかどうか注意

アーキテクチャ

MVCやクリーンアーキテクチャなどのアーキテクチャがAndroidでも存在する。
Model-View-ViewModelで構成されるMVVMという構成が主流っぽい

activity

View: 画面表示
ViewModel: Modelから値を取得、Viewに表示する値を管理
Model: データモデル、ビジネスロジック

ここでのモデルは、DDDのモデルよりも少し多機能な感じ

アーキテクチャを一通り紹介していてわかりやすかった。
https://employment.en-japan.com/engineerhub/entry/2018/01/17/110000

MVVMの実装する上でわかりやすかった
https://qiita.com/Tsutou/items/69a28ebbd69b69e51703

コードサンプル

MVVM意外にもクリーンアーキテクチャなど、様々なサンプルがあってわかりやすい
https://github.com/android/architecture-samples
https://github.com/android10/Android-CleanArchitecture-Kotlin

ロジック

Androidでは、APIを叩く、画面表示する、ホスト(Android端末)のリソースを管理するなど、やることが多い。
まずは、Webアプリケーションにおける、バックエンドに当たる部分について、まとめる。

HTTP Request

http clientは、retrofitというライブラリがよく使われてる様子
https://square.github.io/retrofit/

参考
https://qiita.com/SYABU555/items/3b280a8e81d2cc897383

非同期処理

APIは非同期で実行したい。Androidでは、UIスレッドと呼ばれる、スレッドがメインスレッドとして動作する。
UIの描画など、UIスレッドで実行しなければならないものがある。
別スレッドを起動することも可能だが、非同期処理を行いたい場合は、コルーチンを使うのが主流。

コルーチンは、スレッドを作るより軽量で、中断可能な処理を行えるもの。

調べると色々出てくるが、使い方については、以下が参考になった。
https://kotlinlang.org/docs/reference/coroutines/basics.html
https://qiita.com/kawmra/items/ee4acb7db61f70dec9a8

Result

APIのresponseを受け取る際には、成功/失敗をいい感じにハンドリングしたい。
kotlinでは、Success/Failureの2つの型を持てるResult型が存在する。

https://satoshun.github.io/2018/12/result/
https://qiita.com/kencharos/items/6fd0a9e92363b08c0340

使ったことないけど、Eitherも使えるライブラリもある
https://arrow-kt.io/

DB

Androidでは、SQLiteが使えます。APIをキャッシュするような使い方も可能です。
Android JetpackにRoomというライブラリがあるので、それを使います。

単純な使い方はググればいくらでも出てくるので、それ以外の通常の開発に必要なものを羅列します。

オブジェクト間のリレーションを定義する
https://developer.android.com/training/data-storage/room/relationships?hl=ja

Roomで1対多を実現する
https://medium.com/@star_zero/room%E3%81%A71%E5%AF%BE%E5%A4%9A%E3%82%92%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E3%81%99%E3%82%8B-fa27615345ba

型コンバーターを使用する
https://developer.android.com/training/data-storage/room/referencing-data?hl=ja#type-converters

特定の列をインデックスに登録する
https://developer.android.com/training/data-storage/room/defining-data?hl=ja#column-indexing

Androidに保存した、データをみたいとき

Android Studioの(通常)右下にあるDevice File Explorerを選択。
エミュレーター内のファイルを見ることができるので、data/ data/“package_name”/databasesにある
以下のファイル群を保存。

database_name
database_name-shm
database_name-wal

SQLite用のクライアントを使って中身を確認することができる。

クライアント
https://sqlitebrowser.org/dl/

UI

Androidでは、基本的に、Activieにロジックを記述し、Activityとxmlで記述されたlayoutが1対1で対応し1つの画面を構成する。

activity

これでは、Activityが肥大化してしまうので、MVVMでは、1つのActivityに複数の画面(Fragment)を持たせる。
Acitivtyでは画面の構成、Fragmentでは各画面のロジックのみを持つ。

activity

また、Fragmentは、 コンポーネントの用に複数のFragmentを用いて、1つの画面を構成するという使い方もできる。

activityとfragmentはそれぞれ異なるライフサイクルを持ち、
例えば、画面の回転や、List表示する為のデータの保持などの場合に考慮する必要がある。

activityのライフサイクル https://developer.android.com/guide/components/activities/activity-lifecycle?hl=ja#alc

fragmentのライフサイクル https://developer.android.com/guide/components/fragments?hl=ja#Creating

Layout

コンポーネントを単純に縦横に並べるだけなら、LinearLayoutで良い。
細かく指定したい場合は、ConstraintLayoutが便利。

位置の指定の仕方に始めは、戸惑うが以下がわかれば簡単。

app:layout_constraint[自分の辺]_to[相手の辺]Of="@+id/相手のid"

さらに詳しくは、以下の記事が参考になった。
[Android] ConstraintLayout レイアウト逆引きまとめ
https://qiita.com/tktktks10/items/62d85dabac4bdb8c1f94

データバインディング

Android Jetpackの提供する、データバインディングライブラリを使う。
Webアプリケーションでは、HTMLとロジック間でデータをバインディングしリアルタイムで表示を変えたりなどを行う。
データバインディングライブラリを使うことで、同様のことが実現できる。

データバインディング
https://developer.android.com/topic/libraries/data-binding/?hl=ja

アイコン

res > vector > ....

でアイコンの追加が行える。
意外と出てこなくてハマった。

font-awesome使う場合

以下の記事が参考になった
https://www.androidhive.info/2019/06/use-font-awesome-icons-android/

https://fontawesome.com/icons?d=gallery

アニメーション

メニューのアコーディオンや、移動など単純なアニメーションは、
res/anim/sample.xmlを配置し、実現できる。

移動アニメーションの例
https://akira-watson.com/android/translate-animation.html

Paging

リストを描画し、無限スクロールさせたい場面は多いと思う。
ViewModelとPaging library、RecyclerViewを使って実現できる。

以下の記事が参考になった。

Android Jetpack 初級 ( Paging library + LiveData + Retrofitで、簡単無限スクロール)
https://qiita.com/Tsutou/items/bae47cf55292f3349284#livedata

Paging Library + API でページング処理
https://medium.com/@star_zero/paging-library-api-%E3%81%A7%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%87%A6%E7%90%86-5e68543e7031
https://github.com/STAR-ZERO/paging-retrofit-sample

コードサンプル
https://github.com/Tsutou/PagingLiveData

APIを叩きつつ、DBにキャッシュする例
https://medium.com/@star_zero/paging-library-api-%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E8%BF%BD%E5%8A%A0-%E5%89%8A%E9%99%A4-eae42d0853cb

firebase

Authenticationやデータベースなどが簡単に使える。
Googleアカウントでのログインを行いたい場合など便利

Android プロジェクトに Firebase を追加する
https://firebase.google.com/docs/android/setup?hl=ja

リリース

https://developer.android.com/studio/publish/preparing?hl=ja

If you like it, share it!